顔面骨折の手術当日|痛みとともに少しずつ前を向けた日

⒈入院から手術当日~不安と緊張の中で~

手術前日から入院しました。
「早く手術日になってほしい」と思っていましたが、いざ近づいてくると不安が押し寄せてきました。

受付の看護師さんが、明るく声をかけてくれて、張り詰めていた気持ちが少し和らぎました。
とはいえ、顔面骨折の手術前夜は不安で眠れず———

「傷跡が目立ったらどうしよう」
「失明のリスクは大丈夫かな」
「全身麻酔って本当に効くのかな」

頭の中でマイナスなことばかりが巡りました。
それでも「大丈夫、絶対に成功する!」と言い聞かせて朝を迎えました。

私の手術は朝一番です。朝は絶食・水のみでした。

手術室に入り、全身麻酔の準備が始まりました。
麻酔科の女医さんが不安な私の手を握ってくれて、「大丈夫ですよ」優しく声をかけてくれました。その言葉に涙が出そうなくらい嬉しかったです。

その後の記憶はなく、眠るように意識が遠のいていきました。

⒉全身麻酔から目覚め

目が覚めて手術室から病室に戻るときに、夫が「がんばったね!」と声をかけてくれたのをぼんやりと覚えています。
コロナ禍で面会が制限されていた中、その一言が胸に沁みました。

手術直後は「痛み」と「喉の渇き」がつらかったです。
水を飲めない状態だったので、湿らせたガーゼで少し口を潤してもらいました。
今思えば、入院の持ち物に”のど飴”があれば良かったです。

あとで聞いたところ、手術時間は3時間半ほど。
家族も心配していたそうです。
無事に終わったこと、主治医の先生や家族・友人への感謝の気持ちでいっぱいでした。

⒊手術後の過ごし方

夕方、主治医の先生が来てくださり
「メスを入れたところは眉の下・口の中・下まぶたの内側」と教えてくれました。
顔面骨折の手術の傷跡は最小限で、目立たない場所とのことに心からホッとしました。

「明日はもっと腫れますが、時間とともに引いていきます」と言われ、まだ鏡を見ていないのに、すでに視界が悪いほど顔がパンパンに腫れている感覚がありました。

夕飯のご飯はお粥になっていました。まだ硬いものは食べられません
大好きなハンバーグが出たのに食べられず、かわりにバナナヨーグルトが美味しく救いでした。

夜はズーンとした痛みが続きましたが、
「折れていた骨を戻したんだから当然」と思いながら静かに過ごしました。前夜よりは少し眠れたのは、無事に終えた安堵のおかげかもしれません。

⒋心が折れそうな時に支えになった言葉

翌朝、鏡を見て思わず息をのみました。
顔はパンパンに腫れ、目は真っ赤に充血、別人のようでした。
「すぐに仕事に戻れる」と思っていた自分が甘かったです。

悲しさと悔しい気持ちになりましたが、
「今は休みなさいというサインだ」と思い直しました。

この痛みも腫れも”今だけ
腫れが落ち着いたら、顔ヨガとセルフケアで整えていく——そう心に決めました。

この日から、回復の記録として自分の顔を写真に残すようになりました。同じ経験をした誰かの「希望」になる日がくるかもしれないと思ったからです。

⒌顔面骨折で悩んでいる方へ

顔面骨折の手術当日は、不安や恐怖でいっぱいでした。
けれど時間とともに、少しづつ体も心も回復していきます。

今、顔の怪我や手術を控えて不安を感じている方へ
「焦らなくて大丈夫。 あなたもまた笑える日が必ずきます!

私のInstagramに顔面骨折の手術翌日から回復に至るまでの写真を載せています。手術翌日の写真は載せようか迷いましたが、同じ経験をした方が少しでも前を向けたらと思い載せることにしました。

えりこInstagramはこちら▶︎ Click

次回は
《術後にはじめたリハビリやセルフケア、そして再手術に至るまでの記録》をお伝えします。

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